ホームT&Yの建物調査「技術、法律」情報3. T&Y考案の新テクニック情報

3. T&Y考案の新テクニック情報

3. T&Y考案の新テクニック情報

新テクニックその1:6m打診棒
下の写真は6mの清掃用具を改良したものです。アタッチメントの部分に通常は清掃具を取り付けますが、下の写真の通り、先端部分に打診棒の鉄球の部分を取り付けています。実際に作業してみて、この長さであれば2階の部分までは打診作業が出来ます。さらに長くすることもできますが、例えば10m棒にした場合、作業性の悪さや、打診音を聞き取ることが出来ない点、またしっかりとした打診作業もできない点から6mが作業限界と考えました。2階でも窓ガラスへの注意が必要ですが、この長さ以上で行った場合は事故が起きやすく、安全な作業とは言えません。6m打診棒で3階建てを作業する場合、2階までは地上から、3階部分は屋上から作業を行えば、全面での調査が可能です。この場合、凹凸がなく平坦な外壁面の場合に限ります。この打診棒で行うメリットは短時間で3階までの建物を安価に打診作業ができる点です。



下の写真は6m打診棒の先端部分です。この金属玉は打診棒が壊れて使えなくなったものを切り取って、はめ込んでいます。ですので機能、性能は全く問題がありません。



新テクニックその2:園芸用の3m脚立
梯子は安定しないため外壁調査で使用するのは危険を伴います。
園芸用脚立は裾野が広がっていて安定しており高所作業も転倒が無く比較的安全に作業が行えます。最上部にハーネスを取り付けて安全に高所作業を行えます。この方法を用いて上記の6m打診棒を用いることで3階までの作業を全て下から行う事が出来ます。高さ2mの位置で手を伸ばすと高さが10m迄届きます。屋上からパラペット部を打診することで3階建ては安全に全て打診が行えるのです。記録や写真撮影を行う地上スタッフとペアで行う事で調査工期の短縮や天候に左右されにくく安心に行えて、しかも安価な作業方法となります。T&Yの考案した方法によれば3階までの打診作業はロープ打診よりもはるかに安全に早く安く行えます。同業他社の方にもお勧めできる方法です。ぜひご活用ください。

新テクニックその3:高所作業車+赤外線装置法
都心部では周囲の建物が影響して、なかなか思うように赤外線で測定が出来ません。
ドローンを用いての調査では大掛かりな調査となって、費用が高くなってしまいます。
高所作業車は約20mまで登ることで、概ね30m程度までのビルなどに対応が可能です。
10F建のビルは周囲が狭い道路で囲まれていても対応が可能です。ただし、角度が無く
日差しが届かない秋季~冬季~春季の半年間は作業としては難しいことも有ります。
春季~夏季~秋季の半年間は概ね日差しが良好ですので対応が可能です。
工期も短く、比較的安価で行える方法ですので、是非ご利用ください。

新テクニックその4:6m打診棒Ⅱ
その1を改良してグレードアップさせました。
3m打診棒の鉄球部を取付ました。これにより、高所の打診時の音の判定が比較的楽になり、精度もアップしました。ただし、先端が重い為、ガラス窓には十分に気をつけねばなりません。あまり無理をすると事故の素ですので、なるべく窓から離して作業する。あるいは窓のほとんどない外壁面に利用するなど工夫が必要です。トレーニング期間は先端が重い為、従来の高さよりも1m低くして調査を行う事をお勧めいたします。



私達の姿勢
「私達は親切で丁寧な対応をいたします。」
T&Y一級建築士事務所スタッフ一同






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